こんにちは、インターンのRioです!わたしは、無料読み聞かせセッション用のスライド作成を多く手伝っています。今回は、”MICE TWICE” (ネズミが2倍!)という本を、日本語に訳したバージョンをご紹介します。
英語のスクリプトは、Storyline Onlineで見てみてください(https://www.youtube.com/watch?v=UczxQzeOlMc&ab_channel=StorylineOnlinek)
日本語は、こちらです。
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ねこのキャット は 今日のよるごはんのことをかんがえていました。
「47ヒキのバッタを食べようかな・・・それか、69ヒキのコオロギにしようかな? それか、すごい ふとったスズメを食べようかな・・・でも、一番たべたいのは、やわららかくておいしいネズミだな」
キャットは そとにでて、マウスのいえのドアのちかくにすわり
「マウスさん、いますか? きょうは おげんき?」といいました。
マウスは ドアのうらの 巣に すっぽりとおさまっていました。とびらが小さいので、ネコはとおれません。
マウスは「ぜっこうちょうですわよ!」とこたえました。
キャットは、あらいこえを おさえて、話しました。 「きょうは すてきな日なので 夜ごはんを一緒にできる ともだちがいたら、もっと すてきだなあと思って。いっしょにごはんをたべてほしいな」
マウスはキャットのことをよくしっていて、かれが ずるいのを よく わかっていました。
マウスは 「ともだちを つれてきても よろしくて?」とキャットにききました。
キャットは「よっしゃ、ネズミ2ひき! 倍の量だ!」と思い、ヒゲをなめました。
「ぜひ! では、6じに」とキャットはこたえました。
「6じですわね!」とマウスはこたえました。
6じに、マウスはキャットの家の扉をノックしました。
キャットのおなかが グーっとなりました。
「どうぞはいってください!どうぞ!」とキャットはいいました。
しかし、ドアをあけてみると・・?
マウスのともだちは、ネズミではありませんでした。
つれてきた ともだちは、ドグという犬で、ニコニコわらっていました。ドグは、おおきくて、キャットのばいくらい 背たけがありました。
キャットは こころのなかではプンプンにおこっていましたが、それが ばれないように、マウスとドグを いえのなかに入れました。
テーブルのうえには、ちいさなチーズが2つありました。
「きょうは あたたかいですね! ぼくは あたたかいひは、あまり食べないんですよ。おふたりで どうぞめしあがってください」とキャットはいいました。
そこで、マウスがチーズを一個、ドグがもうひとつをとりました。
ドグは たべおわると「こんなに おいしいチーズをたべたのはひさしぶり。スイスチーズですか?」と聞きました。
マウスは、「それとも、フランスチーズかしら?」と聞きました。
「フランスチーズ。いとこのピエールからの贈り物ですよ」とキャットはいいました。
でも ほんとうは、このチーズは、よくある ネズミのわなにつかわれるようなチーズで、ドグとマウスは それをわかっていました。
ドグは、「とても良いじかんをすごすことができました。キャット、あしたのよるも いっしょによるごはんをたべたいな」といいました。
キャットはしばらくかんがえて「ともだちをよんでいいのであれば、ぜひ。」といいました。
ドグは「おともだちがいたら たべるのが たのしいですから。どなたでも よんでくださいな」といいました
「7じでいいですか」とドグが聞くと、
キャットは「では7時で!」と答えました。
次の日の夜、7時にキャットはドグの家へ行き 扉をノックしました。
キャットの横にいたのは。。。 ドッグよりも2倍の大きさで、4倍もこわいオオカミ!
そのとき家の中からドグが『どうぞ入ってください』といいました。
キャットはおおかみをみて 小さな声で話しました。「あなたはドグをどうぞ、私はネズミをいただきますね、いいよね?」オオカミは何も言わず、ただニヤリと笑いました。そのとき オオカミのとがった歯がキラリと光りました。二人とも 口の周りのひげを舐めて ドグが出てくるのを待ちました
ところが、扉があくと、ドグの隣には キバが たーーくさんの ワニが!
ワニは口を大きく開けたり閉じたりパクパクしながら キャットとオオカミをじろっと見て笑いました。
キャットとおおかみは 赤く、大きく、牙のような歯がたくさん生えているワニの口から目が離せず、
テーブルにおいてあった 4このチーズに気づきませんでした
「えーっと・・」オオカミが扉のほうを向いて帰りたそうにそういうと、キャットは「きょうは、二人とも体調が悪くて・・、他の夜に 日にちを変えられるかどうかを、聞きにきたんです」と言いました。
「それは残念! フランスの高級チーズを楽しんでもらいたかったのに!」とドグは言いました
そこには ほんとうに 高級なフランスのチーズがありました
「またにしますね」とキャットは もごもごいいながら オオカミと一緒に出ていきました
キャットはワニをちらっと見て、少し考えてから、ドグに「明日の夜・・、私の遠い親戚が来るんで、一緒に、夜ご飯を食べましょう。どなたかおともだちを連れてきてくれますか?」と聞きました。
「もちろん!」と ドグは答えました
「ワニは今夜 川に戻らなくてはならないから、マウスを連れて行くよ。それでいいかい?」
キャットはニヤリと笑いそうになるのを抑えながら、「素晴らしい!明日8時に」と言いました。
次の夜、8時にドグとマウスはキャットの家へ行き 扉をノックしました
中にはなんと・・・ライオンが! ライオンは大きくて、キャットの家を埋め尽くしてしまうくらい!
キャットはライオンの足の間にいて ニコニコしていました。 あまった少しのスペースにはテーブル、そのうえにライオンがすきなものがおいてありました。とれたてのピーナッツ、甘いレーズン、あまーいケーキ、かりかりベーコンと、銀のトレーに乗ったミントキャンディー。
キャットはライオンを見て、「ドアが開いたら、僕はマウスを捕まえるから、ライオン君はドグを捕まえてくれ」と言いました。
ライオンはガルルルル・・・と言いながら、キャットを見て、赤い舌をベロリと出して、ひげを舐めました
「中へどうぞ!」とキャットは言いました。扉が開く瞬間、ライオンとキャットは口を大きく開けて 乗り出して 待ち構えていました
しかし、二人とも ドッグとマウスが連れてきた友達のスズメバチに気づいていませんでした
スズメバチは ライオンの鼻、耳、そして赤いベロを すごい勢いで ちくりと刺し、ライオンは ふりみだして暴れました。
ライオンは ふりのけようとしても、キャットの家が小さすぎて 身動きが取れませんでした。
スズメバチがライオンのくちびるを チクッと さした瞬間、ライオンはついに家を壊して逃げていきました。
ライオンのあとにキャット、そしてキャットのあとを ドグが追いかけて 逃げていきました。
ぐちゃぐちゃになったキャットの家の中で、たくさんの食べ物ののったテーブルは、無事! ごちそうはそのまま残っていました。
「私のともだちの スズメバチさん!」とマウスはスズメバチに言いました「なんでも食べていらして!ケーキがいいかしら?ミントもあるわよ」
逃げたキャットは、もう二度とマウスと関わらないようにしました。
translated by the clubrooms
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